京都の納涼床を楽しむ中坊進二
春が終わり、夏の陽射しが強い日が増えてきたと
中坊進二は空を見上げながら思いました。
タンスの衣類もそろそろ夏服に変えようと考えています。
夏が近づくということは、
京都の商店もそうしたメニュー・サービスを取り扱うようになります。
かなり気が早いですが、既に納涼に向けた動きが見えつつあります。
京都の鴨川では、納涼床がスタートしました。
納涼床とは、川の近くにテラス席を設けることです。
冬の間は流石に寒いので、こうした取り組みを行っていませんでしたが、
暑くなれば話は別です。
室内のクーラーが効いている部屋よりも、
川の水で涼む方が健康に良いですよね。
中坊進二はクーラーで体調を崩すので、こうした取り組みは嬉しい限りです。
中坊進二が調べたところ、納涼床の歴史は古く、
豊臣秀吉が居た頃からあったそうです。
江戸時代には、京都鴨川の周りに400軒もの茶屋が並びました。
また、当時は川の上に張り出し式の桟橋を作ったりするなど、
かなり本格的だったそうです。
今では色々と条約があり、簡単には桟橋を作ることが出来なくなりましたが、
昔に比べて高さを稼ぐことが出来るようになりましたので、
眺めだけは良くなったと言えます。
納涼床は茶会ですが、アルコールも嗜めます。
これもまた時代の移ろいというやつかもしれませんね。
昼は茶会として、
夜はビアガーデンとして利用することが出来るかもしれません。
中坊進二も、夏の暑さに参った時は京都鴨川に赴いて、
ビールをクイッとしたいと思います。