夜のライトアップについて考える中坊進二
100年前の地球を宇宙から眺めれば、夜は非常に暗かったと思います。
明治後期にもなれば、至る所でガス灯が付くようになりましたが、
まだまだ夜は暗かった時代です。
200年前になれば、さらに真っ暗だったと言えます。
それに対し、現代はどこも不夜城です。
中坊進二が勤めるオフィスも、22時を過ぎようとも明るいです。
宇宙から眺めれば、都市部は常に明かりが灯っていることが分かります。
電気が登場し、
かつそれを大規模に安定的に供給できる仕組みが確立されましたので、
私たち人類は夜でも光を手にすることが出来たのです。
中坊進二が住む街、京都ではたくさんの外国人観光客がやってきます。
そして、そうした方々は夜でも普通に京の街を出歩きます。
私たち日本人は日が暮れてホテルに到着すると、
朝までそのホテルに籠ることが多いです。
夜はどこも名所が閉まりますので、
夜に外を出掛けても何も見るべきものがないのです。
中坊進二が旅した秋田では、15時に名所や温泉が閉まるという、
スピード対応でしたよ。
山奥は日が沈むのが早いですので、
夕方には車で下山できるように促しているのです。
ちなみに、10月です。
しかし中坊進二曰く、京都は違います。
夜でも様々な催し物が開催されていますし、
鉄道網も縦横無尽に整備されていますので、
深夜12時でも公共の乗り物を使ってホテルに帰還することが可能です。
ただし、それが弊害を生む可能性があると示唆されています。
それはやはり、夜だからだと言えます。
日中と違って、夜は視界が悪く、
交通事故を起こしやすいのではないでしょうか。
今年、桜の名所として評判の「祇園白川」では、
夜間のライトアップを中止しました。
その理由は、お金がないからです。
警備なども設置すると、年間で300万円も掛かってしまいます。
電気代で年間300万円という額は、中坊進二としては驚きです。
今までは地元が善意でライトアップと警備を配置していましたが、
今年はそれをやめたようです。
しかし、お店からの明かりがありますので、
暗い中でもそれなりに観光客が集まってしまいました。
警備もいませんので、車も入り放題です。
中坊進二が知る限りではまだ重大な事故は発生していませんが、
トラブルが発生するのは時間の問題かもしれませんよ。
中坊進二は基本的に夜間は外を出歩きません。
会社から帰るだけで、基本的に寄り道することはありません。
寄り道できるほど、家から会社が離れていないというのもありますが、
やはり夜は物騒なので真っ直ぐ帰るようにしています。
仕事の後は中坊進二のように家でゆっくりするという方も
決して少なくはないのではないでしょうか?