喘息の悩みについて考える中坊進二
ツイッターは気軽に呟けるツールです。
特に下調べもせずに、
誹謗中傷をすることも可能なツールになりますので、
本来は発言に気を付けないといけないと中坊進二は常々感じています。
羽生選手が持病を告白したことが話題になっています。
喘息を患う少年に対して語りかけたことに対して、
何故か非難の嵐となっているのです。
なお、問題となっている「病気を言い訳にせず」は羽生選手ではなく、
テレビ局の言葉です。
ニュアンス的には同じですが、
何故かこの言葉が不謹慎として扱われているのです。
ツイートには色々なものがありますが、
中坊進二の琴線に最も触れたのは
「喘息になっていない人間が喘息患者の気持ちについて語るな」
というものです。
これはかなり驚嘆ものだと中坊進二は感じました。
この言葉ではなく、事情を全く知らずに
この言葉を口にするということに驚いたのです。
ある程度コアなファンでしたら、羽生選手は2歳の頃から喘息持ちであり、
今もその症状に悩まされていることは知っています。
それをツイートした方は、
羽生選手が喘息持ちであることを全く知らずに非難したのです。
伝言ゲームに近いですが、他人が言った意見を又聞きしてしまい、
自分なりに解釈して悪と論ずることが、
今のSNSで横行している中坊進二は思っています。
なんとなく
「もしもアナタが禁煙していれば、
今頃あそこに置いてあるベンツくらい買えましたよ」
「あれは私のベンツです」
というのを中坊進二は思いだしました。
喘息持ちのスポーツ選手は非常に多いです。
中坊進二はスポーツ選手ではありませんが、
体温が高くなると咳をしてしまいます。
50mも走ればゴホゴホしてしまいます。
子供の時は大丈夫でしたが、大学時代に入院してから、
喘息で悩むようになりました。
代表的なスポーツ選手でしたら、
吉田沙保里選手あたりが喘息持ちのアスリートとして有名です。
この喘息は治療することが難しいですが、
症状を抑えることが可能です。
基本的にはステロイド剤の投与になります。
中坊進二もきちんと飲んでいます。
こうした薬に頼れば、
たとえ重度の喘息持ちでも羽生選手のような
トップアスリートとして活躍することが可能なのです。
「喘息を言い訳にせず」と言われていますが、これは
「現代医学を使えば、
健常者とほとんど変わらないパフォーマンスを発揮できる」
という意味が隠れていると中坊進二は考えます。
喘息は死の危険もありますので、
悩んでいる方は直ぐに医者に診てもらいましょう。