中坊進二が京都の弓引きの祭事を紹介します
京都は年間を通していくつもの祭事で溢れています。
正直なところ、中坊進二は小さいところも含めれば
365日余すことなく何かしらのイベントが
行われていると思っているところです。
もちろん、観光に行くならなるべく有名な祭事に参加したいものです。
そして1月だと弓に関するものが多い傾向にありそうです。
1月12日(木)に伏見稲荷大社にて奉射祭が行われます。
神職のお二方がオロチに見立てた注連縄、
その下に配置した的に狙って矢を当てます。
その当たった位置によって、今年の豊凶を占うのがこの祭事の目的です。
見学だけなら無料なので、気になる方は是非、見に行ってください。
平日の昼間なので、学校や会社がある方はちょっと難しいかもしれませんね。
1月15日(日)には三十三間堂で「楊枝のお加持と弓引き初め」があります。
ちなみに楊枝は「ようじ」ではなく「やなぎ」と読みます。
楊枝のお加持は水を参拝者に注ぐ法要で、
弓引き初めは全国から2000人近い人たちが参加する大的大会です。
神職者ではなく、一般の方が弓を引くのが特徴で、
2000人なだけはあって、かなり長い時間やります。
この日は成人式の翌週ですが、
成人の日に着た晴れ着での競技になりますので、
華やかさに掛けては京都随一かもしれません。
休日に開催されますので、
中坊進二も機会があれば見に行きたいと思います。
1月16日(月)には上賀茂神社で武射神事が催されます。
馬に乗ってやる流鏑馬とは違い、こちらは普通に立って射るもので、
「武射」は「歩射」から転じたと言われています。
こちらは神職および、弓を専門に扱う一門が射る行事で、
鬼をかたどった的めがけて矢を放ちます。
平日なのでちょっと難しいですが、
中坊進二の代わりに見に行ってください。
弓道は今や神事としての役割が強いと中坊進二は思っています。
昔は「とにかく当たれば良い」として、作法は一切ありませんでした。
アシタカもヤックルに乗って、かなり無茶な体勢で弓を引いていたと思います。
弓道はその所作を特に大事にしており、
神様に捧げる伝統芸能へと昇華しているのだと中坊進二は思っています。
京都には色々と弓の行事が多いので、是非見に来てください。